この記事は下記のような人におすすめ！
- 管理職になったばかりの人
- マネジメントの仕方が分からない人
- 部下とのコミニュケーションが上手くいかない人
おすすめのビジネス書「読みどころ」をご紹介します。今回セレクトしたのは『リーダーの仮面――「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法』（安藤広大/ダイヤモンド社）
３つのポイント
リーダーは「いい人」である必要はない。感情に依存したマネジメントは失敗する。
良いリーダーに必要なものはたったの5つ。「ルール」「位置」「利益」「結果」「成長」
リーダーは、常に冷静沈着に。事実、あるいは数値に基づいた指示や対処をすれば「間違うことはない」
リーダーは「いい人」？感情に流されないマネジメント
リーダーシップについて考えるとき、常に思い出してほしいのは、リーダーに求められるのは「いい人」であることではないということです。例えば、飲み会や親しみを持って部下と接することは重要ですが、それだけではリーダーとしての役割を果たせません。リーダーになるためには、特定のルールやポイントに注意を払い、感情に流されないマネジメントを心がけることが不可欠です。
リーダーに必要なルール
まず、リーダーは「ルール」「位置」「結果」といった5つの要点にフォーカスすべきです。これら以外のことは無視しましょう。部下との良好な関係や好感度を気にする必要はありません。リーダーとして成功したいのであれば、感情や個人的な要素を排除した上で、的確なマネジメントを行うことが大切です。これが、リーダーの仮面をかぶるということです。
リーダー求められる資質
優れたリーダーとしてのポイントはいくつかあります。まずは、プレーヤーとしての成功経験がある人ほど、部下に対して過度な指導を行いやすくなる傾向があります。しかし、リーダーとしてはマネジメント能力が求められます。自分が優秀だからといって、部下に手取り足取り指示を与えたり、管理者としての役割を果たさなかったりすることは避けなければなりません。プレーヤーとマネージャーは異なる次元での役割を持っています。
リーダーに求められるものは、ルールの設定や的確な指示、フィードバックです。感情的な言動や個人的な付き合いに流されないように心がけましょう。リーダーは常に事実と理論に基づいて行動し、部下を成長させるために最善のアドバイスや指導を提供します。
リーダーとしての姿勢や行動は、部下にとっても重要です。部下が自己成長を果たし、チーム全体が向上するためには、リーダーの的確なマネジメントが欠かせません。感情や個人的な関係に左右されず、客観的に仕事を評価し、適切な指示を出すことが求められます。
最後に、リーダーシップを学ぶ際には、感情に左右されずに客観的にマネジメントを行うことが重要です。部下の成長を促し、組織全体のパフォーマンスを向上させるためには、リーダーの役割を正しく理解し、適切な行動をとることが求められます。
文＝kenchin
コメント